最長片道切符の旅(14日目)
8月19日(木)
ルート外の湯野上温泉まで会津鉄道に乗った。なぜ湯野上温泉まで来たのかは察しが良い人は気付くだろう。
大内宿は全国でも珍しい茅葺き屋根の家々を見ることができる。その歴史は江戸時代まで遡るそうだ。
私は見晴らしの良い所で大内宿を俯瞰したが、とても趣があって私には不釣り合いだ。
のんびり散策して適当に入った店で大内宿名物のネギそばを食べた。ネギを箸代わりにして食べるというのだからなんとも奇妙な食べ物である。
そばは美味しかったが、ネギは半分くらいでもう十分である。ネギ1本を食べるのは辛かった。
湯野上温泉に戻ってからは駅の隣にある足湯に浸かりながらのんびりと次の列車を待った。今日の宿を探していたが喜多方はどこも高い。1万円以上は当たり前だった。本来なら喜多方に泊まるつもりで予定を組んでいたが、今日の内に新潟まで行ってしまうことにした。明日は1日中、新潟観光のつもりだから明日の行程に全く変化はない。
阿賀野川沿いを走り抜け新津に着く。新津からは信越本線で長岡まで行き、上越新幹線に乗り換えて新潟まで歩を進めた。