ともきちのローカル旅

最長片道切符の旅を完遂!7日目以降は写真挿入が不調のため、とりあえず文章のみ公開します。後々リライト予定

最長片道切符の旅(21日目)

 

8月26日(木)

 

今日は茂原から房総半島をぐるりと1周する。そして、倉賀野まで北上した後に今度は南下して横浜に行くというとんでもないスケジュールとなっている。自分でも恐ろしいと思うぐらいの過酷な行程である。

 

千葉県にある茂原を始発列車で出発し、上総一ノ宮に一瞬で着く。そこから同じく外房線安房鴨川行きに乗り換えて房総半島の南へ向かう。案外読むのは難しく、「あわかもがわ」と読むらしい。

 

安房鴨川から内房線の列車に乗って蘇我まで辿り着いた。蘇我からは途中駅にディズニーの最寄り駅の舞浜がある京葉線でついに東京へ到着した。駅から歩いてそこそこ歩いた所に「金子半之助」という江戸前天丼で人気の店がある。980円でししとう、半熟卵、海苔、烏賊、穴子、海老2本が盛り付けられている。見た目のインパクトもあり、味も美味しく、コスパは言うまでもなく素晴らしい。また東京を訪れた時には立ち寄りたいと思った。

 

東京を後にして中央東線で西国分寺武蔵野線武蔵浦和東北本線で大宮、上越新幹線で熊谷、高崎線で倉賀野と大忙しな行程が続く。

 

倉賀野からは関東にも関わらず非電化のローカル線である八高線に乗車した。八高線は本数もさほどなく、予定を組む時にも八高線ベースで考えないと待ち時間がたくさん発生してしまう。2両のディーゼルカーが関東の田舎道を南下し、高麗川で電車に乗り継ぎ拝島までやっと来た頃にはもう日が大分傾いていた。そこからは青梅線で立川、南武線で武蔵小杉、横須賀線で品川、東海道本線で川崎、南武線で尻手、同じく南武線で浜川崎とこれまた忙しい。浜川崎は特殊な駅で鶴見線のホームは改札の外の道を渡った所にあり、途中下車扱いにならずにそのまま乗り換えたという扱いになる。これを改札外乗り換えと言う。これは全国的にも珍しい。

 

私も改札外乗り換えをして鶴見線のホームへ向かった。今日のゴールまではあと少しだ。

鶴見線に乗車して鶴見、東海道本線で横浜、そして根岸線で隣の駅の桜木町で下車して今日はここで宿泊する。

 

身も心もクタクタで、この旅が始まって以来、最もきつい1日となった。

 

だが、観光をほとんどしなかったためお金を節約することができて自分の思い描いていた構想は実行できた。