ともきちのローカル旅

最長片道切符の旅を完遂!7日目以降は写真挿入が不調のため、とりあえず文章のみ公開します。後々リライト予定

最長片道切符の旅(24日目)

 

8月29日(日)

 

飯田を朝早く出ようと思っていたものの、疲れが抜けないため、結局9時台の列車に乗ることにした。

 

伊那新町まで北上し、伊那新町からは代行バスに乗る。先日の大雨の影響で伊那新町と辰野の区間は線路損傷でずっと運転を見合わせている。

 

代行バスには15、6人が乗った。しばらくして辰野に着いたが、そこから岡谷まで行く列車が2時間近く無く、うなだれている人も結構いた。私は待つのにもうこの旅で慣れているが、それでも長い。ちょうど昼飯時だったので適当に駅近くの店を調べた。

鰻と鯉の料理が食べられる店で時間を潰すことにした。鰻はカリッとジューシーで、鯉は味付けが良かった。値は張ったが、満足はしたし、時間も潰れた。

 

岡谷は辰野から2駅のためすぐだった。長い待ち時間に見合わず、乗車時間は一瞬でなんとも言えない気持ちになった。

 

岡谷からはみどり湖経由で塩尻に出た。塩尻には日本一狭い駅そば屋の「桔便」がある。鉄道界で有名なユーチューバーのスーツ氏も「そばはあまり好きではないが、ここのそばは美味しい」と口にするほど美味しいらしい。私は「安曇野葉わさびそば」を注文した。駅そばとは思えぬクオリティに驚いた。さっき鰻丼と鯉のうま煮を食べてそこそこ腹が膨れているにも関わらず、美味しいと感じるのは本当に美味しいそばなのだろう。葉わさびのつんとしたかをりと味が食欲をそそる。

 

さて、ここから中央西線で名古屋へ向かう。上松までは列車が走っているが、上松ー南木曽間は先日の大雨でやられてしまった。

復旧はまだまだかかるそうだ。

 

ここも代行バスに乗ったが、車内は登山帰りの客を中心に混んでいる。ようやく解放された頃にはもう日が暮れていた。

そこから中津川まで行き、名古屋行きの列車に乗り換えて名古屋の1駅手前の金山まで行った。金山で下車した理由は中央西線東海道本線の境界の駅で下車印を捺して貰いたかったからだ。この辺りは本数が多くてありがたい。またすぐやってきた列車に乗って1駅先の名古屋まで行った。

 

私は10年間名古屋に住んでいたため懐かしい気持ちになった。名古屋時代の友達は今頃どうしているのだろうか。そんなことを考えている内に眠りについた。