ともきちのローカル旅

最長片道切符の旅を完遂!7日目以降は写真挿入が不調のため、とりあえず文章のみ公開します。後々リライト予定

最長片道切符の旅(29日目)

 

9月3日(金)

 

下呂から猪谷行きに乗る。相変わらず車窓は最高である。よくこんな所に線路を敷いたものだと思う程際どい所を列車は往く。脱線すれば一巻の終わりだ。さぞかし難工事だっただろう。基本は崖を削って平面を作る。それでどうにもならない時は神通川の対岸へ渡る。それでもダメだとトンネルを掘る。このような区間を走り続け、猪谷に着いた。猪谷でJR東海管轄からJR西日本管轄に変わる。富山行きに乗り換えて富山平野をしばらく走ると終点の富山に到着した。

 

富山からは北陸新幹線で隣の新高岡まで少し移動した。城端線気動車が爆音を轟かせて発車していく光景を見た。駅弁屋があったので富山名物の「ますのすし」を買った。それから再び新幹線で金沢まで行き、特急しらさぎで一気に敦賀までワープした。進行方向左手には建設途中の北陸新幹線の高架がずっと見える。北陸新幹線の金沢ー敦賀間は2024年春に開業予定だ。個人的にはもう新幹線は作らなくても良い気がするが、これも時代の流れなのだろう。

 

確かに新幹線は速くて快適だ。しかし、負の部分も持ち合わせている。新幹線と平行する在来線は儲けが少なくなるため、JRから経営分離されてしまう。こうなるとJRと比べて運賃が高くなり、地域の足となる鉄道の利用者が減ってしまう。

 

敦賀では北陸新幹線の東京ー敦賀間が繋がるまであと940日という看板があった。

 

さて、敦賀に来たら外せない名物がある。それはヨーロッパ軒のソースカツ丼だ。過去に何回か食べてはいるが、何度食べても美味い。カリッとジューシーなカツとソースが上手くマッチングしている。これはぜひおすすめしたい。

 

敦賀からは小浜線で東舞鶴まで行った。

案外スピードを出し、揺れもそこそこあった。地元路線の草津線を少し思い出した。

東小浜で大量の高校生が乗ってきて一気に騒がしくなる。

今の時刻は15時台だからもう学校は終わったのだろう。

 

舞鶴からは鈍行を乗り継いで京都へ向かう予定を立てていたが、特急まいづるが10分後に出て、鈍行を乗り継ぐよりも2時間早く京都に着くもんだから急いで窓口で自由席特急券を購入した。特急まいづるは少し走って綾部に着くと、天橋立や福知山方面からやって来た特急はしだてと連結し、進行方向も変わった。その停車時間に下車印を捺してもらった。

 

景色の良い保津峡や観光地として名高い嵯峨嵐山を通り、綾部から1時間と少しして京都に着いた。

 

京都は何度も来ているため特に何も感想というものはない。

 

明日は友人と会う予定だから早く寝ようと思う。