ともきちのローカル旅

最長片道切符の旅を完遂!7日目以降は写真挿入が不調のため、とりあえず文章のみ公開します。後々リライト予定

最長片道切符の旅(44日目)

 

9月18日(土)

 

指宿から鹿児島中央まで戻って最長片道切符の経路に復帰する。経路上だと別途乗車券を買わなくて済むので少々気持ちが楽になる。

 

鹿児島本線で川内まで行った。これは「せんだい」と読む。牛タンで有名な仙台と同じ読みをする。

 

川内からは九州新幹線新八代までワープした。九州新幹線に乗るのはこれが初めてでフレッシュな気持ちで短時間の新幹線旅を楽しんだ。なぜわざわざ新幹線に乗るのかと言うと、九州新幹線開業に伴って鹿児島本線から分離した区間があるからだ。今は肥薩おれんじ鉄道という会社になっている。ここはJRの路線ではなくなってしまったので新幹線を使わざるを得ない。

 

新八代からはまたまた鹿児島本線で北上する。車内はロングシートでしんどかった。

 

30分と少しで今日の目的地の熊本に着いた。

熊本駅近くの駐車場で馴染みのある車を見つけた。実は心配性の両親がわざわざ滋賀から熊本まで車でやって来たのだ。弟も同行している。

ちょうど3連休なので来たらしい。

 

これからの3日間は1人旅ではなく家族旅行のようになる。

 

早速車で今日泊まるダイワロイネットホテルまで移動した。私は鉄道が好きだが、それでも車の便利さや快適さはすごいと思う。

 

ホテルに荷物を置いて、歩いてすぐの熊本城を観光した。中には入れなかったが、立派な熊本城に圧倒された。数年前の熊本地震の被害の跡もあって地震の恐ろしさも改めて実感した。

 

一通り見て回った後は熊本名物の馬刺しを食べる。父の知り合いの人がおすすめする「水戸黄門」という店に入った。なぜ水戸黄門という店名なのかと調べると店主が水戸黄門ファンという単純な理由だった。

 

私は人生で馬刺しを食べた記憶がほとんどないので、どんな味だろうかとワクワクして料理が出されるのを待っていた。しばらくして馬刺しと同じく熊本名物のからし蓮根が運ばれてきた。もう食べる前から美味しいのは確定である。まずは馬刺しを食べてみると衝撃的な美味しさだった。別に期待をしていなかった訳ではないが、予想を遥かに超えてきた。マグロのトロみたいに口の中でとろける。次にからし蓮根を食べてみたが、これは結構辛い。でも、クセになる辛さで食べ始めると止まらない。その他、魚の刺身や雑炊などを食べて大満足だった。

 

ホテルに戻ってから家族とゆっくりしていつもとは違った時間を過ごした。ホテルのテレビでAbemaが観られると知り、夜遅くにも関わらず、「虹とオオカミには騙されない」という恋愛番組を観た。今期のシリーズでは私の中学の後輩が出演している。西岡星汰という名前で活動しているから是非観てみてほしい。しょうたとは同じ中学でさらに同じ野球部だった。2コ下で当時はごく普通の中学生で可愛らしい印象だった。でも、今は可愛らしさは残っているもののキリッとした印象を受ける。上京して頑張っている後輩を見ていると自分も頑張らないといけないという気持ちが込み上げてくる。

 

深夜の2時か3時くらいまで観続けて、気付いたら寝落ちした。