ともきちのローカル旅

最長片道切符の旅を完遂!7日目以降は写真挿入が不調のため、とりあえず文章のみ公開します。後々リライト予定

最長片道切符の旅(9日目)

 

8月14日(土)

 

今日は秋田県の大館から同じく秋田県の秋田に行くといういかにも最長遠回り切符の旅らしい行程である。

 

ホテルを昼前に出て弘前まで移動した。弘前からは「快速リゾートしらかみ」という観光列車に乗車する。指定券530円の追加で乗れるのだから大変お得な列車と言える。リゾートしらかみが到着するまで時間があるので駅のベンチに腰掛けていた。すると、美しい音色が聴こえてくる。ストリートピアノを誰かが弾いている。色々な人によって色々な曲が演奏されて待ち時間もあまり退屈しなかった。

 

16時06分、リゾートしらかみ弘前を発車する。「撫牛子」という難読駅名で名高い駅を通過する。「ないじょうし」と読む。撫牛子を過ぎて川部に着く。ここから進行方向が変わって五能線に入る。五能線はとりわけ景色の良いローカル線として有名である。

 

五能線に入ってからはリンゴの樹がたくさん見える。また、左側には岩木山も聳え立っている。しばらく走って鯵ヶ沢の手前まで来ると日本海が見え始める。ここから八森までおよそ80kmにわたって日本海に沿う。ゴツゴツした岩と日本海の荒波がマッチして味わい深い。流石、一度は訪れたいローカル線として言われている路線だけあるなと思った。車内販売のおつまみやアイスも中々美味しかった。すっかり日も落ちた頃、バスケで有名な能代に着く。次の東能代五能線は終わり、奥羽本線へと入る。それから速度を上げて突っ走り、20時42分に今日の目的地である秋田に着いた。

ここでも色白美人をたくさん見かけた。

目の保養になった。