最長片道切符の旅(7日目)
8月12日(木)
北海道の朝は気持ちが良い。
最長片道切符の旅をご存知の鉄道好きの方に朝食を作ってもらい、朝霧に包まれる羊蹄山を見ながら食べた。
札幌までの開業を目指す北海道新幹線の新駅の建設中の姿が見えた。新幹線が開業すればこの山線は廃線か経営分離されて第三セクターになる。また、貨物用に残す案も出ている。いずれにしろ新幹線ができる頃には今とは形態が変わっていることだろう。
今日は倶知安から函館へ行く。山線に乗って長万部に着いた。「長万部」と書いて「おしゃまんべ」と読む。長万部や倶知安など、北海道の旅を楽しませてくれる駅名がたくさんあって面白い。
長万部では名物の「かにめし」を買い、列車の車内で食べた。優しい味で美味しかった。列車はしばらくして内浦湾沿いに走る。窓を全開に開けてヨンマルの旅を楽しんだ。
長万部を出て1時間と少しで森に着いた。
森では名物の「いかめし」を駅前で買い、「森町ライス」と「森町海鮮丼」を「がちゃぴん」という店で食べた。
森からは遠回りの渡島砂原経由で函館まで行った。
最長片道切符の旅のルートは新函館北斗までだが、宿泊地が函館にあるので別途料金を払って区間外に乗車した。
函館では「ラッキーピエロ」のチャイニーズチキンバーガーを平げ、眠りについた。
やっぱりラッピは外せない。